5月の第2日曜日は「母の日」です
もうすぐ母の日がやってきます。1年に1度やってくるので「今年は何を贈ろう?」と悩んでいる方も多いかと思います。特にお母様の年代によっては趣味や嗜好が変化したり、体力や健康への意識の高まりもあるので細やかな配慮が喜んでもらえるかどうかを大きく左右することもあります。
そんな方の参考になればと思い、お母様の年代別に贈って喜ばれるものをいくつかご紹介したいと思います。プレゼント選びの参考にしていただけたらと思います。
お母様も年齢とともに好みが変化します
「お母さん」と一口で言ってもそれぞれです。生活環境や家族構成も家によって違いますし、同居しているか自分たちが実家を離れて生活しているかによっても家族の意識は全然違います。
一言で「好き」とか「大切に思っている」「感謝している」という感情もそれぞれでしょう。子供の年齢によっても大きく違います。
まだ子育て真っ最中のママにとっては自分がまだ若いこともあって「母の日」と言っても自分自身より「自分たちのお母さん」(子供にとっては”おばあちゃん”)という意識が先に立って自身のことは考えづらいかもしれません。
今では昔と違って「家事や子育て女性の仕事」という意識も薄れていますが、お母様たちが若かった昭和や平成の時代には「男は外で仕事、女は家で家事」という時代でした。
お母さんが子供や夫から感謝されるということも少なく、年に1回の母の日に子供たちが学校から持って帰ってくる「うちのお母さん」というタイトルの絵や作文がとても嬉しく、今でも大切にとってあるという方も多いのではないでしょうか?
40代のお母さんには
お母さんがまだ40代なら子育て真っ最中という方も多いかもしれません。お子さんも小学生や中学生が多いでしょうから、お子さんから高額なプレゼントをもらうのは抵抗もあるでしょう。先述したように「学校で書いた作文」や「家族の絵」というものが愛おしく感じるのではないでしょうか?
でも普段は家事労働に無関心に見える夫からもらうプレゼントなら、子供からもらうのとは違う意味で嬉しく感じるでしょう。まだ結婚してから時間も浅いでしょうから新婚気分に戻ってデートするのもおすすめです。簡単に要点を挙げてみましょう。
■予算は1万円以上だとかえって気を使わせてしまうので1万円以下が妥当。
高くても3千円〜5千円くらいでしょうか?
■手紙、メッセージカード
子供からもらうと特に嬉しいですが、夫からもらう手紙も意外性があって嬉しいものです
■外食
ホテルのレストランやちょっとお洒落なレストランなども新婚に戻った気分で嬉しいものです
家事の負担も減りますし、ディナーブッフェ、ケーキバイキングなどもいいかもしれません
■キッチン家電、キッチン用品
あれば便利よねと思いつつ欲しいと思っていてもなかなか買う決断がつかないものもいいですね
バーミックスやフードプロセッサーなどがありますが、贈る方は、事前に収納場所を考えておくのが肝心です

■服、ファッション小物
まだまだ若いお母さんですからお洒落もしたいですよね
夫に選んでもらうのも嬉しいものですがあまりにも好みが合わないのも困りますから
日傘、ストール、靴など、お買い物デートに行って一緒に選ぶのはどうでしょう
■有名店のスイーツ
なかなか手に入りにくいものを苦労して買ってきたという努力が大切です
でも決してそれを自慢してはいけません
■花束
女性にとってお花は無条件に嬉しいものですよね
■家事を代行してあげる
夫婦の間ではもはや普通ですね
小さな子供がお料理や掃除を手伝ってくれるのは嬉しい物ですが
夫の場合は家事に慣れていることが大前提。そうでなければ逆効果になることもあります
50代のお母さんには
子育ても一段落しかけて年齢的にも疲れが溜まり健康が気になってくるお年頃です。普段は口に出さなくても目の疲れによる肩こりや腰痛などが気になってくるお母さんもいるでしょう。普段の生活の中でそんな様子をよく観察しておくことが大切です。「気にしてないようでちゃんと見てくれてるのね」という心遣いが感じてもらえれば贈った方も嬉しいものです。また子供も高校生や大学生・新人社員になっていることも多いでしょうがまだまだ自立しているわけではないので、あまりに高価なプレゼントはかえって気を遣わせてしまいます。というわけで、
■予算は子供なら3千円〜5千円くらい
夫から贈るならいくら高くても問題なし!(笑)
■家族で外食
子供達も友達などと出掛けることが多くなって家族の時間が減ってきますから、たまにはね!
家族の会話の時間もいい思い出になりますよ
■手紙、メッセージカード
これは幾つになっても定番です
■スイーツ
普段は買わないようなちょっと贅沢なものならスイートな気分になるかも
■お花
■美容、健康用品
マッサージ機や美顔器など、いつになっても若く美しくありたいのは女性の永遠の願いです
60代のお母さんには
子育てもだいたい終わって、自分もちょっとのんびりして癒されたいお年頃です。20代30代の頃のようにガツガツ遊ぶより、出掛けるにしても少しゆったりと過ごしたいと思う人が多いのではないでしょうか?
でも子供に付き添ってもらって温泉旅行という歳ではありませんから一緒に出かけるのもいいですが、旅行券や旅行代金をプレゼントというのもいいかもしれません。
夫なら「妻への労い」よりも「夫婦の時間をゆっくり過ごす」ことに主眼を置くといいかもしれません。60代になると子供も独立していることが多いので、子供からの贈り物も気になるところです。
■予算:モノなら3〜5千円、もはや値段は問題ではありません
ちょっとした手軽な物なら3千円以下もアリ、旅行なら1万円以上、かな
■家族で温泉旅行
そろそろ温泉が大好きになるお年頃ですよ
■財布、バッグ
お母さんの昔からの好みをよく知っている子供から贈ると高価なものでなくても嬉しいものです
■一緒に食事
近所のちょっとしたレストランでもいいと思います
■健康家電、マッサージ家電
美容と健康はいくつになっても大切です。まだまだ先は長いですからね
70代のお母さんには
食べ物への欲求も変わってくる世代です。若い時のようにガツガツと肉を食べるより、あっさりとしてちょっと豪華なものが嬉しい年頃です。鰻やお寿司なんかが嬉しいものです。
物欲もだんだんと薄れてくるので「モノより思い出」。外食してちょっと豪華な食事をしたりネットでお取り寄せをしたカニやいくらなどをオードブル風に盛り付けて、少しでもお酒が飲めるのならちょっと高級なワインや日本酒などを自宅で振る舞ってあげるのもいいのではないでしょうか?
早い方ではもうお孫さんがいる場合もありますので、お孫さんの顔を見せてあげるのもいいでしょう。でも間違ってもお母様に孫の面倒を見させるようなことをしてはダメですよ。
■予算は1〜2万円で
■手料理を作ってあげる
カニやいくらなどの豪華食材をお取り寄せするのはどうでしょう?
■お孫さんと一緒に外食
お母様の好みに合わせてあっさりとしたちょっと高級なお寿司やうなぎ、カニなどはいかが
ですか? お食事の場所で家族の集合写真を撮ると喜ばれます。
80代のお母さんには
孫はもちろん、もうひ孫さえいる世代です。欲しいものはもうすでに持っていたりするので物欲はあまりありません。「欲しいのは思い出、かな?」などと言うのもこれくらいのお年頃です。
でも体力の衰えは日に日に感じるようになってきますから物を贈るなら健康グッズなどもいいでしょう。家に置く場所があるなら、ちょっと高価ですがマッサージチェアなども喜ばれます。
体力と共に日々感じるのが脳の衰えです。こればかりは加齢によるものですから仕方ないのですが、ロッキングチェアと脳トレグッズなどの組み合わせもいいかもしれません。また日々の家事も面倒に感じているでしょうから孫やひ孫と一緒に自宅に招待して、簡単なホームパーティーを開くのも一計です。
■健康グッズ、マッサージチェア、クッションなど
■手料理を作ってホームパーティーに招待してあげる
■県内の近場に家族で温泉旅行に行く
■脳トレグッズ(塗り絵やパズルなど)
■手紙、フォトアルバムなど
いかがだったでしょうか?
母の日といっても特別なことではありません。日頃から家族のことを考えてくれているお母さんに、改まって感謝を伝えるのはなんとも照れ臭い物ですが、言葉や態度で表すことでお母様が喜んでくれるのならこれ以上のことはありませんよね。
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